こんばんは
ここ数日間の仕事が溜まりつつある KEN です
まあ、明日からまた頑張りますっ
本日は余市蒸溜所のリポートです
NHKの朝ドラで一躍有名になった「マッサン」こと
竹鶴政孝【1894~1979】氏がスコットランドで修業し、
生涯をかけて創設した蒸溜所です。
北海道の余市を選んだ理由も、スコットランドと気候
条件が似ている、という理由らしいですね。
確かに、日本海に面し、後ろ3方を山に囲まれた
このロケーションはゆっくりと熟成させるには最適
な冷涼気候なのかも知れません。
それにしても、寒い。。 雪が静かに降り積もります
ちなみに、竹鶴氏はサントリーから独立し、自分の
会社を立ち上げ「大日本果汁株式会社」としたのですが
のちの日・果をとって【ニッカ】となったわけですね
【 W・P・ローリー卿のテイスティング姿がモチーフ 】*
そういえば「マッサン」でもリンゴジュースを作って
いましたよね~
ウヰスキーの「ヰ」も諸説ありますが、水に拘った
井戸の「井」から、のちに「ヰ」と誤植されたとか。
仕込んだ樽を数十年先まで熟成させるウヰスキー
作り・・・なんとも浪漫がありますよね~
その創業者の竹鶴氏のこだわりの一つが、石炭で
蒸溜する「石炭直火蒸溜」です。これは今でも
受けつがれているんですね~
こんな時代に石炭で一定の温度を作り出すなんて・・
効率よりも優先すべきことを貫いています!
これぞ「手間を厭わず、挑戦を忘れない」という
スピリットなんですね~
ひととおり見学した後は、お楽しみの試飲です。
余市蒸溜所で飲むウヰスキーは本当に旨い
ウヰスキーがますます好きになりそうです
KEN
* ニッカ ウヰスキーのシンボル
19世紀にキング・オブ・ブレンダ―ズと
呼ばれていたウヰスキーブレンドの名人で
「W・P・ローリー卿」という人物。
香りの効きわけが得意だったローリー卿が
ウヰスキーの原酒をマリッジさせるため
ティスティングしている姿がモチーフだとか。