こんばんは
本日はアウディーのS7の作業を進めています
このS7はアウディーの中でもかなりの上級モデルです
スペックも ゴージャスさも 手抜きはありません
ノーマルの内装なのに、ダイヤステッチの本革シートが装着され、
さながらオートサロンの出展車両のような完成度を誇ります
いや~ カスタムの出る幕は無いですね。。。
・・・と思ったら、 ありました それは 防音処理です
S7はスポーツカーのようなスペックを持ち合わせるため、
ロードノイズがやや大きく、静粛性に欠ける部分もあります
大きなエンジン、大パワー受け止める太いタイヤ
それに、軽量化やスポーツサウンドの追究などもあるんでしょう。。
・・・それでも より静かにしたいならば・・・ やりましょう
先ずはドアをバラし、スピーカーを取り外してみます
スピーカーはエンクロージャータイプが装着されています
さすがは高級車 3WAYシステムなんですね~
これがドアに埋め込まれているスピーカーBOXです
低音を再生する為にバスレフ仕様となっていますね。
でも、スピーカーを外した裏側は音を遮るものがありません
この構造だと、ドアの中に入ってしまったノイズが響くのかな。。
BOX構造だから 「音」 には影響が無いんでしょうけど
そこで、ノイズを吸収するために、アブソーブを使用します
これは防振と吸音を併せ持つシートで、特にエンクロージャー
構造のドアには最適なマテリアルです (高いけど・・・)
断言します これだけでも相当変わります が、
今回はインナー側にも秘密兵器を使用します
それは・・・・オーディオ・テクニカ製の新商品、AT7480です
これはノイズインシュレーション・ラグという3層の遮音・吸音・制振材
なんです
このように、インナーパネルにSTPのAEROを貼り、しっかりと
ローラーで押し付けた後に、ドア全体を覆うように施工します
あらかじめ 型をとってから施工すれば、美しく仕上げることが
出来ます あとは内貼りを戻せばフロントは完了です
今回はこの施工方法でフロントドア・リアドアをそれぞれ施工し、
さらにトランクルームにも防振・吸音を行い、最後にインナーフェンダーを
ノイズリデューサーで仕上げる予定です
続きはまた明日
KEN