雨もあがり、すっかりいい天気になりましたね
暑くもなく、寒くもなく、気持がよい秋晴れです
用事をすませ、自宅に戻ると、車庫でネコが3匹、
ひなたぼっこをしていました
どうやら親子らしく、逃げる気配がありません
実にのどかな風景です。。。
そんなネコの傍らで、新製品を試してみることにしました
今回試すのは・・・ クイックス・スクラッチ・リムーバ です
最近の発売されたケミカル商品の中では、ダントツに売れている
『キズ消し剤』 なんですよ 説明書を読んでみると・・・
「・・・従来のキズ処理用コンパウンドとは異なり、塗装面を削り取る
のではなく塗装を 塑性(そせい)変形させる働きを持っています・・・」 と
つまり、塗装を溶かし ぼかすようなイメージでしょうか。。。
まあ、とりあえず、試してみましょう
テスト車両は、ホンダのJB7ライフ 色は、ストームシルバーメタリック
です。 7年ぐらい経つので、結構キズが増えてきました
テスト方法は・・・コンパウンドで削ってみて、消えないキズに
QUIXX を使用して 経過を見るという単純明快なモノ
早速、キズを確認します・・・ う~ん いっぱいありますね
一番深そうなドアのキズで試してみます
このドアの後ろ側って、キズが増えるんですよね~
先ず、軽く水拭きして コンパウンドで磨いてみます
・・・なんだか黒っぽくなりましたが、キズは消えません
矢印マークの先に、横に伸びたキズが見えますかね。。。
こんなキズが、大小あわせて4か所以上あります
早速、キズ消しをやってみましょう
QUIXX の中身は・・・ポリッシュ剤① と フィニッシュ剤②、
それに拭きとりクロスが2枚入っています
ポリッシュ剤①をキズの上に塗布します 厚さ0・5mmという
ことで、結構厚塗りになりますね これがポイントのようです
あとは「拭きとりクロスの面を変えながら、1分間、円を描くように磨く」
とのこと なるべくコンパクトに円を描くように磨きました
途中で、磨いているクロスが、重く感じてきますが、そのまま
磨き続けます すると・・・だんだん光沢が無くなってきました
1分間経って、拭きとってみましたが、イマイチな感じ・・・
思ったよりもキズが深かったのかな。。。
その場合は、もう一度 「同じ工程を繰り返す」との事なので、
ひたすら磨き続けます これを3回繰り返しました
すると・・・ キズの跡は確認できますが、ほとんど目立たなく
なりました 他の3か所は、浅めだったため、ほぼわかりません
仕上げに、フィニッシュ剤②で軽く磨きます
すると、ポリマーをかけた様な光沢と、手触りが蘇りました
くすみも消えて、仕上がりも大満足です
ねっ、全然違うでしょ?
すでにキズが何処だったかもわかりませんね
ついでに、細かいキズも試しましたが、正直すごい効果です
細かいキズならば、フィニッシュ剤②だけで消えますよ
本当に跡かたも無く、キレイになりましたね
結論
大きなキズ【深いキズ】は完全には消えないが、ほぼ目立たなくなる
浅いキズは、しっかりと手順を踏めば ほとんどわからなくなる
コンパウンドでは消えない領域を 攻めることができるのは、正直驚きです
洗車後の 『仕上げ』 に是非とも使って頂きたい商品ですね
皆さんも、是非 試してみてくださいね~
KEN