さて、前回の続きですね。。。
フレームを延長したところまでやりましたが、今回はさらに
ディテールを仕上ていきます
先ずは取付金具の固定です 汎用2DIN金具を使います
これまた、フレームを補強しながら固定します
さらに、ナビを固定したあとの『フェイスパネル』を作ります
このフェイスパネルを工夫することで、仕上がりの表情がかわります
例えば、アクリルを重ねて、LEDで光らせたり、カラーリングを変えたり、
模様やスイッチをつけてカスタムっぽくしたり・・・と。
まあ、今回は『純正然』がテーマですので、自然な感じに
仕上ていきますけどね
さて、パネルが出来上がったところで細かい修正をしていきます
前回、延長したパネルの、裏側の隙間を埋めるのです。
慎重にマスキングをし、パテを盛ります 強度を出すため、
FRPが練りこんである『ファイバーパテ』をつかいます
コレ、固まるとカチカチになるもんで・・・タイミングを誤ると、
堅くて削れなくなってしまうのです 季節にもよりますが、
この時期ですと15分~ぐらいかな
固まり始めたらサフォーマーという道具で荒削りしていくのです
カスタム担当を呼んだとき、「スイマセン、パテ中です」なんて
いう返事が返ってきたときは、だいたいこんな時ですね
つまり、一瞬のタイミングを待っている時が多く、逆に言えば、
15分もすれば手が空きます・・・
さて、そんな言い訳はさておき、作業を進めます
ペーパーでラインを出しながら研いでいきます
こんな感じでしょうかね
フェイスパネルも、塗装仕上げにするため、樹脂を塗って
仕上ていきます
さて、お次にやることは・・・純正デッキの移設です
実は2005年前後の車はCAN通信や光ファイバーなどの
出始めの頃でもあり、純正デッキを外すと不具合 が出てしまうこと
が多いのです
最近はむしろCANが進化して、トラブルは少なくなった方ですが
この車に限っては、エンジンが掛からなくなってしまうのです
デッキを外してナビをつける → エンジンが掛からない
という厄介な式が出来てしまうので、移設は必須です。。。
で、どこに持っていこうかな、当然配線の延長も必要だし・・・
まあ、一般的にはトランクのこのあたりに設置します。
でも、カブリオレはトランクスペースも限られます。
悩んだ結果、デッキをばらし、小さくしてメーター裏へ移設する、
方法を試すことにしました。
今日はここまで
KEN