こんばんは
本日は飛び込みで入庫した クラウンを作業しているKENです
なにやら いきなりトラブルに見舞われたとのことです
お客様のお話を 詳しく聞いてみると・・・
『 とにかく 「ドアが開かない」 中からも、外からもビクともしない 』
なんだろう~ そんなこともあるんですね。
ちなみに、フル・ノーマルで デトニングもしていません。。
しかも 比較的 高年式のクラウンですよ~
天下のトヨタ車が いきなり壊れるはずもないでしょ・・・
あっ、もしかして チャイルド・ロック とか
それとも、ノブのワイヤーが外れているのかな~
まあ、考えていても どうしようもないので作業を進めます
とりあえずリアシートをすべて取り外し、モールを剥がして、
パネルを剥ぎ取りました
もう後には戻れません
ドアが開かない事には 元にも戻せませんからね。。
その時、隙間から中の様子を見ることができました
・・・・ でも、ワイヤーも、ロックノブもすべて正常に見えます
やっとの思いで内貼りを剥がし、中をのぞいてみると
何やらモーターらしきモノが見えますが、すごく砂を被っている
ようにも見えます。。。
このアクチュエーターは、高級装備の「イージークロージャー」
のものですね。。 これは嫌な予感がします。。。
しかも、ドアにはこんなものも ついていました~
MPX DOOR とある、このBOX こそが 各ドアを司る
ボディーコンピューターなんです
そうなんです。。。 このクラウンは高級車ゆえの贅沢装備に
不具合が生じて、ドアが完全にロックしてしまったのです
仕組みがわかったので、ドアを開けることはできましたが、
また閉めれば 同じように ロックしてしまいます。。。
う~ん ますます深みにハマっていくような気もしますが、
部品を交換すれば、きっと直る事でしょう
コンピューターと、アクチュエーターか。。。。 高そー
KEN