こちら、あまり見慣れない車ですが、実は スゥエーデンの
名車『サーブ』です 2・0Lながら低圧ターボでスムーズに走ります
また、歴代のサーブの中でも、比類なき美しさを持つのが
このモデルです。カブリオレに必要な時間はわずか20秒
難しい操作なしでワンタッチです。
時速20キロ以下ならば、走りながらでも操作可能
というのも面白いですね
特に美しいのは、この部分(ドアの内張りの上部)
ボディー同色で、オープン時の流れるようなラインを
演出しています。 ほんと、ため息がでますね。。。
サーブはもともと航空機メーカーです。その名残は計器類にも
見て取れます。 カブリオレのスイッチ下にある、『ナイトパネル』
というボタンの操作で、速度計の、常用範囲意外の イルミを全て
消す事が出来るのです
本当にすばらしい気遣いだと思いますが、日本ではあまり出番が
無いですかね。。。
そんな『サーブ』にナビゲーションを付け、かつ良い音にしたい、
というのがオーナーの要望です
早速、カウンセリングをしていきますが・・・
ちょっと、このインストルメント・パネルを見てください
(写真は右ハンドル車です ☆ 見やすい写真だったので)
(小さいモニターに見えるのはオーディオ表示部です)
どこに『2DINナビ』を付けるべきか、悩みます
見やすく、操作しやすい場所、と言えば・・・・
ここ(エアコン吹き出し口の下)しかありませんよね。。。
よ~し、クラフトビートの全技術 を投入して 臨みます
先ずはパネルの枠組みを、切って延長しますよ~
ボトムラインを決め、MDFで下地を作ったら準備OK
真っ直ぐだったパネルを、下側に2~3センチ延長します
(赤いラインから下、色が違う部分が継ぎ足した箇所ですね)
まあ ひとえに延長、といっても色々とありますが、
今回は 強度を保つための工夫が必要ですね
(反対側も同じように延長します)
そんな時は、必殺のエポキシです
これで強度をもたせ、反りにくく、割れにくい、しなやかな
パネルを作っていこう、というわけです
あっという間に硬化するので、塗布したら すぐに整形します
こんな感じになりました 違いが解りますか
この色が違うところが延長した部分ですよ
パネルを戻すと一目瞭然
さっきの写真と比べて見てね
というわけで、キリがいいので、今日はここまで
また見てね
KEN